ボトックス


ボトックスとは、たんぱく質の一種でボツリヌス菌の毒素を精製、無毒化し、
薬品として使用できるようにしたものです。
ボトックスの使用方法には注射などで直接患部へ打ち込むものと、
膏薬として塗込むものがあります。

ボトックス注射は、美容外科のプチ整形で顔の表情筋を減少させて
しわを取るための治療法としてよく使われています。
ボトックス注射はボツリヌス菌を皮下に注射して神経を麻痺させ、しわを減少させます。

このボトックス注射が多汗症治療としても使われるようになってきました。

方法としては、両わきの育毛部分に細い針で注射をします。
多汗症に対するボトックス治療は、両わきや両手のひら、両足の裏に行うことが可能です。
治療にかかる時間は目安として10分~15分程度です。
施術当日から通常の生活が可能で、効果は一般的に3ヶ月~1年程度持続します。
ボトックスの効果を持続するためには定期的な治療が必要です。
2回目以降はボトックス効果が持続しやすくなるようです。
しかし、ボトックス注射の場合、症状の重い多汗症にはあまり効果が期待できないので、
その際は別の治療を行うか併用するのがよいでしょう。

ボツリヌス菌というのは、本来は食中毒を引き起こす原因となる、
非常に強力な毒性を持つ菌ですので、用法、用量には注意が必要です。
使用する病院、医師側についても、特定の教育訓練を受けない限りは使用が禁止されています。
実際に注射などで用いるボツリヌス菌は非常に微量なものなので、
間違った用量設定をしない限りは使用に際してほとんど問題は出ません。
ただし使用には細かい注意が必要ですので、塗り薬などを使用する場合は、
医師の指導を受けるようにしましょう。

また、ボトックス注射は多汗症だけでなく、わきがにも効果があります。

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