多汗症の重症度チェック

多汗症は発汗の程度により3段階のレベルに分けられています。

軽度
湿っている程度。見た目には分かりにくいが、触ると汗ばんでいることが分かる。
水滴ができるほどではないが、汗がキラキラと光って見える。
中度
水滴ができているのが見た目にもはっきりとわかる。
常に濡れている状態だが、汗が流れ落ちるところまではいかない。
重度
水滴ができて、汗がしたたり落ちる。汗溜まりができる。

また、単位面積の単位時間当たりの発汗量測定により重症度を診断することも行われています。
日本皮膚科学会の診療ガイドライン(2010年)では、2mg/cm2/分以上の発汗がある場合を重症、それ未満の場合を軽症と分類しています。