多汗症治療だけでなく、わきが治療としても近年多く行われるようになってきています。
わきの下の皮膚を超音波レーザーを使い2~4ミリほど開き、
その部分からわきがや多汗症の原因となっている汗腺を取り除いて行く方法です。
手術時間は20分~30分程度と短時間で行われ、傷跡も1針ほどで縫合でき、ほとんど目立ちません。
しかし、超音波手術は基本的にわきの下、陰部以外の場所の手術は行わないので
多汗症の場合は箇所が限られます。
また、デメリットではありませんが、わきがの原因であるアポクリン腺は破壊すると
再生することはまずありませんが、多汗症の原因のエクリン腺は
人間にとって体温調節を行う上で必要な器官ですので再生する場合があります。
また、内視鏡手術同様に副作用がでる可能性がありますので
こちらも十分理解してから行うようにしてください。