体の広範囲、全身に渡って大量の汗をかいてしまう症状を、全身性多汗症と呼びます。
手のひら、足の裏、胸部、腹部、背中、おしり、大腿部など全身的に発汗するのが特徴です。
全身性多汗症の原因は多岐にわたり、症状の程度にも幅があるため、
それぞれに応じた検査、治療が必要になります。
原因が病気である場合は、その病気の治療が優先的に行われます。
ある時期から急に全身に汗をかくようになった、
元々汗かきだが今まで以上に汗をかくようになったなど、
汗のかき方に変化が見られるようなら、まず内科で診察を受け、
何らかの病気や疾患が隠れていないかを見てもらうのが良いでしょう。
病気以外では、肥満や一過性のストレス、疲労が原因になっていることもあります。
原因疾患があった場合、それを治療することで改善、解消されることがほとんどです。